傘の外

今日も推しさんがすき

一番不毛な推し方をしてる今

 

私の推しさんは既婚者です。

もう結婚して随分長いこと経っています。10年以上は経っていると思う。

推しさんを追いかけ始めた頃のことを思い出すと、結婚している事実なんて全くもってどうでもよかったんです。プライベートなことをあまり話さない人だから、ってのも今思えば一因としてあったのかな…と思います。

 

私は、まだ推しさんを追いかけはじめて2年と少ししか経っていません。推しさんのキャリアからして見れば、「新規」もいいとこ。ドが100個ぐらいつくド新規です。

今思い返せば、好きになって初めの1年間はとても純粋に推し活を楽しんでいたように思います。推しさんの出ているアニメ、吹替え、ゲーム、アーティスト活動、ラジオ、その全てを追い掛けることに必死で、現場は足を運べばどれもとても楽しくて嫌なことを忘れられました。

 

けれど、現場に行く回数を重ねれば重ねるほど、自分にとっての現場に行く目的が少し歪曲しはじめていたように思います。

以前は、推しさんがステージに立って楽しそうに笑ったり、パフォーマンスを見られれば十分すぎるほど満足していました。

けれど、推し始めて1年と少し経った頃から、推しに自分の姿を見て欲しい、あわよくば覚えてもらいたい、ファンサしてほしい、同担に構っているところなんて見たくない…そんな感情が知らないうちに生まれていました。多分、よく言われている「見られたい欲」が「見たい欲」を上回って来たのがこのころなのかな…なんて思います。

現場に行っても、その瞬間は楽しいけれど、終わった後が悲惨。ひどいときは、公演中にリアルタイムで病んだりして、その後が心の底から楽しめなくなって、キンブレを振る手に力が入らなくなったりしました。

なんでこっちを見てくれないんだろう。構ってくれないんだろう。私がブスだから?芋っぽいから?新規だから?見慣れない顔だから?

夜行バスを待つ喧騒の中で、マスクの下の顔は涙でぐちゃぐちゃ。病んで病みまくり。楽しかったのに楽しくない。そんなモヤモヤとした気持ちで現場から帰宅することがだんだんと増えていきました。

滅多にない接近イベントでは緊張のあまり訳の分からないことを口走って上手くやり取りができなくて病み、(これは私がコミュ障すぎたのもありますが…)推しさんを戸惑わせてしまったり、同担との楽しそうなやり取りを目の当たりにしてますます病み、(順番を待っている間に目に入ってしまう)…と、もうわけがわからない。

それに、今までで一番積んだ接近イベントに外れたのも、病むのに追い打ちをかけた原因だと思います。なんで積んだ私が行けなくて、1枚しか買ってないノリで応募したDDが当たるの。結果を知ってから2週間はごはんが喉を通らなかったし、心が死んだというか、感情がなかったです。

こういうことが続いたのもあって、最近へこむことが多いです。

 

幸せになりに現場に行っているのに、なんで病んで帰ってるんだろう。こんなファンがいるなんて、推しさんが知ったら残念に思って悲しむんだろうな。気持ち悪がるんだろうな…

それでもやっぱり推しさんのことは好きだし、SNSで推しさんの画像があがれば、すごくどきどきするし、チケットが発売されれば迷わずとってしまうし、移動手段も確保してしまう。寝る前は、推しさんのことを想って泣いてしまう。

このもやもやした気持ちは何なんだろう、とずっと曖昧な日々を過ごしていました。

 

元々はてブが好きで、たまにいろんな方のブログを覗かせてもらっていた私は、ある日、あるエントリーを読んで、唐突に、自分が「リアコ」であると知りました。

綴られる文章のなにもかもが今の私の心理状態と一緒で、同意が止まらなくて涙が溢れていました。推しを精一杯応援して、いつも可愛くいようと努力家で、推しに対して真摯で一生懸命な人たちばかりで、それはそれは、私にしてみたら本当にかわいくて、きらきらしてて、砂糖菓子みたいな世界でした。

でも…やっぱり違う。ブログ主さんたちの推しさんの大半は、独身の俳優さんや声優さん。

私の推しさんは冒頭に書いた通り、既婚者です。

既婚者に「リアコ」なんて… 

別に、推しさんとどうこうなりたいとかじゃないんです。ただ、好きになったころみたいに、推しさんと会える時間を、少しでも前みたいに楽しめるようになりたいです。

素直な気持ちで、推しさんを好きでいたい。

心に余裕が欲しい。大人になりたいです。

まとまりのない文章ですみません。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

このブログで少しでも吐き出して、少しでもモヤモヤが軽くなったりしたらいいな。